「誰でも参加できる、強いチーム」はこうして創る ー 小林せかい「誰でもすぐに戦力になれる未来食堂で働きませんか」

2019年8月15日木曜日

組織論

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 一種類の定食しか出さない、たった12席の定食屋なのに業績好調で、「まかない」や「ただめし」といったユニークなサービス(?)で知られる「未来食堂」。


この店の経営者である筆者は、これまで「未来食堂ができるまで」「ただめしを食べさせる食堂が今日も黒字の理由」「やりたいことがある人は未来食堂に来てください」と三冊の未来食堂に関する本を出しているのだが、今までは、未来食堂の経営に秘訣や、未来食堂に集まる起業家のタマゴたちに向けてのアドバイスが中心を占めていた。


今巻は、未来食堂の中で展開されている「朝から晩まで入れ替わり立ち替わり誰かが店を手伝っている」という形態から、筆者が気づいた「誰でも参加でき、かつ、お互いの良さを活かしあえる”強いチーム”」の作り方についてのアドバイスである。


一種類の定食しか出さない、たった12席の定食屋なのに業績好調で、「まかない」や「ただめし」といったユニークなサービス(?)で知られる「未来食堂」。


この店の経営者である筆者は、これまで「未来食堂ができるまで」「ただめしを食べさせる食堂が今日も黒字の理由」「やりたいことがある人は未来食堂に来てください」と三冊の未来食堂に関する本を出しているのだが、今までは、未来食堂の経営に秘訣や、未来食堂に集まる起業家のタマゴたちに向けてのアドバイスが中心を占めていた。


今巻は、未来食堂の中で展開されている「朝から晩まで入れ替わり立ち替わり誰かが店を手伝っている」という形態から、筆者が気づいた「誰でも参加でき、かつ、お互いの良さを活かしあえる”強いチーム”」の作り方についてのアドバイスである。


【構成と注目ポイント】


構成は


序章 一人には限界がある

1章 組織

2章 人

3章 自分

4章 既存の力を借りる「横」のつながり


となっていて、今回の「チームの作り方」について本を書こうと思ったのは

些末な作業、ルーティーンに追われてしまうと、その人にしかできない創造性の高い作業が後回しになってしまいます。

本来するべき、その人にしかできない作業が¨“れると、変化することが難しくなります。「一人では回らない」というよりも、「一人だと、回すことだけで手一杯になってしまう」のです。



自分一人のアイデアだけで永遠に進化し続けるのは無理ですよね。

いろんな人と知恵を出し合うことによって、進化の幅はますます広がります


といったことのようで、一人で店を経営してきた人の言葉らしいのだが、このへんは自分の能力に自信があって、自分の力で仕事をまわしていると思っている人ほど心に留めておくべきことであろうな。


それは「組織」のところで語られる「リーダー論」にも共通していて、例えば


なぜ上が熱量を持たないと、全体の熱量が下がるのでしょうか。それは、上が持つ熱量以上の熱量を、人は持ちたがらないからです。



目的地に進むエネルギー/めげない意志は、勝手に沸き起こるのではありません。あなたが起こすのです


といったあたり、少し昔のビジネス本のようなきらいもあるが、ロジカルで、冷静なリーダーシップでひっぱろうとしてこけていくリーダーが多いことを見ると、「人の感情」「人の熱意」といったとらえどころのないものが決めてになることを改めて認識する。


また、「人」のところでの「モチベーションは高めるものではなく、つぶさないもの」といったところでも、批評や愚痴がさきに立つ「上司の人」たちの率いる職場がなぜ「どよん」としているかの秘密がわかりますね。


といいつつも、「熱量」や「熱さ」だけではダメということは筆者が一番よく承知していて


できない人を変えようと思うのではなく、”できないままでも作業をできるようにするにはどうすればいいか”に支店を合わせることが大切です


といったところや


リーダーは、常に向上しないと見限られます、追いつかれてはいけません。

(略)

リーダーであるあなたは、チームの中で一番事故を鍛錬し、ストイックでなかればいけません。あなたの背中は、常にメンバーに見られています。

「リーダーに必要なのは熱意」だとは1章でお話した通りですが、熱量は常に見える形で提示しなければいけません、


と、リーダーでいることの厳しさもあわせてアドバイスされるので、そこは覚悟しておいてくださいね。(筆者の提案する「5倍ルール」を実践するのはなかなか大変ですよ)


【レビュアーから一言】


「誰でも参加でき、しかも”強いチーム”」をつくることの大変さが、本書によって改めて感じるのだが、そうした困難や、実践の中での失敗を超えたところに、「未来食堂」が今見せているような「強いチーム」の姿がある。本書の最後のところで


最強のチームとは、

常に成功するチームではありません。


最強のチームとは

失敗から進化するチームです。


という筆者の言葉を胸において、もうちょっと頑張って見ましょうね。


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日本一の人口最少県の住人。地方公務員、社会福祉法人役員を経て現在、行政書士開業中。

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