集中すべき「コア」をどう見つける -- 野口悠紀雄「「超」集中法」(講談社現代新書)

2018年5月23日水曜日

野口悠紀雄

t f B! P L

 超整理法の提唱者の野口悠紀雄による「集中」についてのビジネス本。「集中」とはいっても、精神集中とかの意味ではなく、我々が仕事をする上での労力とかを集中させる分野を、どう見出すか、と言ったのが本書の肝。

 

構成は

 

第1章 2割に集中する人が成功する

第2章 2:8法則を無視する人々

第3章 「超」整理法は自動的にコアを見出す

第4章 試験勉強でこそ2:8法則が有効

第5章 変化するビジネスのコアをつかむ

第6章 世界は偏っている

第7章 8割の逆襲?ロングテールとブラックスワン

 

となっていて、目次を見てわかるように、まずはパレートの法則に従って、集中すべきは2割で8割はちょっと置いておく、というのが基本原則。

 

この本では、この部分を「コア」と呼んでいて、この「コア」をどう見つけるかが問題なのだが、その見つけ方は本書でも一筋縄ではいかなくて、

本書では、「ワーキングファイル」を押し出し式で運用することがその要点で、押し出し式によく使い、かつ新しいワーキングファイルが「コア」

といったことであるらしい。

 

ワーキングファイルというのは、本書ではかっこ新しい資料と繰り返し使う資料」とされていて、その選別は、時系列と使用頻度がフィルターで、けして、分類に基づく、ヒエラルキー的な概念からではないことに注意したい。

 

つまりは「コア」への最短のアクセスは、実践の中で選別していくことであるようで、どうやら当方のように、安直な見つけ方マニュアルを期待してはいかんらしい。正道を着実に歩め、ということか

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日本一の人口最少県の住人。地方公務員、社会福祉法人役員を経て現在、行政書士開業中。

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